忙しい日々を打ち抜く弾丸を手に入れよう!
- 日々のタスクを纏めたい人
- 自己肯定感を向上させたい人
- 生活を見直したい人
そんな人にお勧めの一冊があります。
ライダーキャロル著「バレットジャーナル」です。
バレットジャーナルから学ぶノート術
バレットジャーナルとは一言で言えばノート術です。
この本では著者の経験から生まれたこのノート術を説明しています。
彼は予定がまとめられなかったり日々のタスクに追われていたと言っています。
こうしたことに心当たりのある人も多いのではないでしょうか。
私も試すまでそういった状況にありました。
ではどうやってそれを改善したか?
ノートに・を付けるそれだけです。
この手軽さが私が継続出来ている最大の理由です。
色々なノートやシステム手帳など買ってみたはいいけれど全然使えず部屋の隅に積んでいたり、
途中で投げ出したことが私はあります。
では具体的にどういった・を活用していくかまとめていきましょう。
本書ではいくつかのモジュール(組み立てユニット)を組み合わせて1冊に色んな情報を纏めていきます。
・ラピッドロギング
・コレクション
・移動
・インデックス
・フューチャーログ
・マンスリーログ
・デイリーログ
まずラピッドロギングこれが最も基本的な機能になります。
・を付けて考えていることを書き出すこと。
書く時出来るだけシンプルに記入する。
要素が多い時は箇条書きにして一つ一つを短く書きましょう。
こうした書き方のメリットは二つあります。
一つ目はシンプルに書くためには、一度考えて自分が書こうとしていることは何かをはっきりさせる必要があるため印象に残りやすくなります。
二つ目は箇条書きであれば見返した時に要点が何かすぐに分かります。
コレクション
まとまった項目を一塊にして、分類しておくことです。
上の項目の中では「デイリーログ」「マンスリーログ」「インデックス」「フューチャーログ」の4つが該当します。
これらを、駆使して書く内容をまとめていきます。
「デイリーログ」
デイリーログは細かい分類ではなく、毎日の考えを書いていきます。
特別ページを区切ったり、気張ったりせずに気楽な考えを書き残しておきましょう。
何を書いても継続してやっていくことが大切です。
「マンスリーログ」
月の内容をまとめていきます。月の予定や目標を書き込んでいきます。
一月毎に生活や考えを振り返ったり状況確認に役立ちます。
基本的にはこのまとまりが大きいモノが一番になります。
「インデックス」
目次を作っていきましょう。
一冊に情報をまとめるバレットジャーナルで最重要の項目かもしれません。
「コレクション」の位置を把握するこれによって楽に目的のページを探すことができるようになります。
様々なページを作って一冊に情報を網羅していく上で欠かせない項目です。
これにより一項目をまとまったページにする必要が無くなります。
ページ飛びや巻をまたいでもそれぞれをつなげる縄の役目を果たします。
項目を設けることで一冊を自由に使うことができます。
「フューチャーログ」
先々の計画をあらかじめ記入しておきましょう。
シーズンをまたいでの予定や目標が決まったらどんどん書き込んでください。
書き込んだ予定はその時期が来るまで置いておきます。
ですが未来の目標を見返し振り返りに役立てましょう。
未来の予定を外に置いておくというのは頭の中をすっきりさせます。
以上の基本を「移動」によって取捨選択していきます。
翌日や翌月やるべきことを移動させていきましょう。
日々書き出したタスクはその日のうちに完結出来ないこともあるでしょう。
しかし日々終わらない問題はその後も必要か分かりません。
バレットジャーナルは手書きのノートになります。終わらなかった作業を移していきます。
その時に不要な内容は書き写さないことで削除していきましょう。
「しなくていいこと」を効率よく実行しようとするのは、無駄そのものだ。と
マネジメントの著者 ピーター・ドラッカー氏も述べています。
日々色々な気付きや用事を書き込んで行くことで楽になりますがその全てが必要なこととは限りません。
この作業を繰り返すことで日頃どのような判断で自分が大事にしているかを見つけていきましょう。
書きだす時にそれが必要かどうか吟味することは中々難しいです。
だからこそ翌日や翌月に内容を移動させるときに、必要かどうかの判断を行っていきましょう。
その時に何故終わっていないのだろうと一度考えてみましょう。
不要なタスクであれば削除して構いません。
必要なことならどうやって実行するかを考えてみましょう。複雑なことや長期によって渡る内容であれば「コレクション」を作って独立したページを作ってもいいでしょう。
例えば「読みたい本」や「資格勉強」など進捗などを確認したいものはデイリーログやマンスリーログでは管理が難しいこともあると思います。
自分にあった方法を基本の構成を使いながら考えて行きましょう。
今までの項目でバレットジャーナルの基本的な道具は揃いました。
これらを使ってあなたの行動を進めていきましょう。
やりたいと思うことがあっても中々行動に移せないということがあると思います。
何をやどうやってという部分も必要です。でも一度立ち止まって何故それを行うのか考えてみることが大事です。
多忙であることは生産的であることを意味しません。「あなた」に応じた行動が出来ていないならそれは意味のない行動かもしれません。
そこで一度やりたいことやっていることを書き出してみましょう。そのギャップややりたいことがどのくらい出来ているかを見直すことで把握することが必要です。
ノートに書きだすことに慣れてきたら書いてきたことを振り返ってみましょう。
頻度は人それぞれだと思いますが、出来れば毎日1度見直すタイミングを持ちましょう。
その日起こったこと、感じたことを寝る前に振り返り明日の予定や目標を書き込みましょう。
これを続けていくと自分が何を大事にしているか、何がやりたいことの障害になっているか見えるようになります。
その時に何故という視点を持って考えると更に役に立つものが見つかるかもしれません。
週に一度、月に一度の継続的な振り返りが行動改善や状況確認に繋がります。
要ること要らないことそうした判断がノートをよりあなたらしい形に変形させていきます。
気に入った項目を抜き出してページをまとめて新しい項目にしてみたり、
また記録してみたもののあまり自分の興味を引かない内容であれば次のマンスリーログでは記録しないなど自分の興味にあった内容を書いていきましょう。
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